山芋鍋と黒豆おこわ
と言っても、ウエットモップで磨きたおしただけですが。(笑)
今年は過去最高くらいに喪中葉書が多かったですね。
自分もそういう歳になってきたわけですが、遠い友人のお父さんの訃報を見て
若かりし日のお顔を思い浮かべ、もうそんなお歳になってたんだと
歳月が途中で寸断されてることに気づきます。
明けて3日に、お世話になった和尚さんの訃報が届きました。
10月に彼岸花を見に行ったときお寺に立ち寄ったときはお元気でしたのに。
享年62歳という若すぎる死に、人に心を掛け奔走し、逝き急がれたのかもと
思ったりしました。
それでも涅槃のまだこちら側で、いつもの様に微笑まれてるような気もします。
人というのは変な意味でバランスよく出来ているなあと思います。
非の打ち所がない人だとか、あの人には苦労は一切ないだろうとか
人は傍目から見てそんな論客になったりしますが、それは先ずありえない。
人望があるとするなら、どこかで身をすり減らしているかもしれない。
事業に成功しても要らぬ輩が寄ってきたり、誹謗する人間がいるかもしれない。
友人は多いのに心を許せる大事な人ができないでいるかもしれない。
才能溢れる人なのにうまく社会に適合できないでいるかもしれない。
そんなアンバランスがバランスシートの上でプラマイつけて
なんと世の中はうまくできているのでしょう。
不条理が多いっていうことを前提として、まあ世の中そんなもんだと
笑ってしまうくらいの心の持ち様がちょうどいい塩梅かもしれない。
話がワープしましたね。(笑)
和尚さんの生き様を考えながらそんなことを思った夜更けでした。
以前、未平さんがどこかのダイニングで召し上がり感無量になったという記事を
載せたことがりました。大きな自然薯が手に入ったので再びトライ。
長芋と違い、摩り下ろすとかなりの粘り気があります。
美味しい鰹出汁を作り、煮立った中にスプーンですくっては落としていきます。
山芋だけでこんな弾力のあるおだんごができるんですね。
画像の鍋は実は小さな一人用の器です。はふはふしていただきました。
年末に田舎からもち米を送ってきたので、黒豆のドライ缶と合わせて。
このときは、もち米3合、お米半合、塩小さじ2/1、キビ砂糖小さじ2/1で
炊きました。これ黄金比率ですからね。(ウソです。) ごま塩かけて。
簡単なのに美味しかったです。
珍しく赤かぶらを売ってました。
外は真っ赤だけど、皮を剥ぐと赤白まだらなんですね。
それをスライスして塩で揉むと、どんどん赤くなってきました。
で、次の日残ったものを見ると合え酢まで真っ赤。
まだまだ知らない食材が沢山あるのでしょうね。
今年も超手抜きでいかに簡単にご飯が作れるか模索しながら頑張ります!