豚味噌炒めとブロッコリーの蒸し煮。

随分散らかしっぱなしの本の山を片付けてしまおうと重い腰をあげたものの
引越し準備と同じで、なかなか前にすすまないものですね。
いつか実家から持って帰ってきた陽に焼けた本の中に与謝野晶子がありました。
何故か買った日付と自分の名前がサインされていて、思わず笑ってしまった。
17歳の自分がそこにいて、いかにも多感な少女時代のなせるわざ。

与謝野晶子は愛しの鉄幹との間に11人の子供を儲けたわけですが、
その次男の子供が、総裁選に名乗りをあげた与謝野大臣というわけです。

この詩がとりわけ好きで、当時は空で歌えるくらい何度も読み返しました。

晩秋

路は一すぢ、並木路、
赤い入日が斜に射し、
点、点、点、点、朱の斑・・・
桜のもみぢ、柿もみぢ、
点描派(ポアンチユリスト)の絵が燃える。

路は一すぢ、さんらんと
彩色硝子に照された
廊(らう)を踏むよな酔ごこち、
そして心(しん)からしみじみと
涙ぐましい気にもなる。

路(みち)は一すぢ、ひとり行く
わたしのためにあの空も
心中立に毒を飲み、
臨終(いまは)のきはにさし伸べる
赤い入日の唇か。

路は一すぢ、この先に
サツフオオの住む家があろ。
其処には雪が降つて居よ。
出て行ことして今一度
泣くサツフオオが目に見える。

路は一すぢ、秋の路、
物の盛りの尽きる路、
おお美くしや、急ぐまい、
点、点、点、点、しばらくは
わたしの髪も朱の斑・・・


与謝野晶子は短歌の他に沢山の詩を残していますが、
このリズムの良さはやはり秀逸ですね。


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d0020789_9405023.jpgゴーヤの豚味噌炒め。
豚味噌というのが鹿児島にあります。
豚味噌がなければ、鯛味噌だって
何だっていいのですが。





この日は、モロッコいんげん(徳島産)、パプリカ(黄赤)、白ゴーヤ、大豆の水煮。
温めたフライパンに胡麻油を入れ、先に生のモロッコいんげんを軽く炒めます。
モロッコいんげんは、その風貌と違って割りと早く火が通るので生からでOKです。
ゴーヤ、パプリカ、包丁で少し崩した大豆を炒め合わせ、お酒でのばした豚味噌を
加えて味をつけるだけ。塩気が足りないようでしたら、塩や醤油を適宜足します。

覚えてくださってる方もいらっしゃるかと思いますが、桜島での結婚式の2次会、
奄美料理のお店ででてきた豚味噌料理です。
今日はいただいた白ゴーヤを使っているのでゴーヤの所在がわかりません。(笑



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ブロッコリーとアサリと海老の蒸し煮。
随分前にぱんださんがブロッコリーとアサリを同時に蒸し煮していたもの。
我が家の定番になりましたが、この日海老が安かったので、これも同時に。

ブロッコリーを小分けにしておきます。
フライパンにブロッコリー、アサリ、海老を入れ、塩少々(アサリから塩分がでるので)、
お酒か白ワインをふり、フタをして蒸し煮にします。
アサリが開くのとブロッコリーの蒸しあがるのが同じタイミングなんですよね。
海老もいい加減になりました。ブロッコリーがアサリと海老の旨味を吸ってます。
器に移してから黒胡椒をガリガリ。レモンを絞ってもいいでしょうね。
簡単なにより。(^^
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by hal_84 | 2008-09-06 10:51