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ネイムレス・キャット

d0020789_92541.jpg「生きていく」ということは、容易いことではないと思う。
日本の自殺者数は6、7年前から年間3万人を越え、推移している。
不景気の煽りの壮年世代の自殺者が圧倒的に多いが、無作為に
死を選択する若い世代が増えているのも事実だ。
「生きていく」ということが根幹から萎えている時代ではないかと思う。
こんないい年の中年になっても、悩み、もがき、切磋琢磨し、やっと
前へと踏み出せるかと思いきや、また後退して立ち止まる。
人生とはそんな連続ではないかと思う。
ましてや、若い世代は私たち以上に悩みとダイレクトにぶち当たり、いつも自分の心と向き
合い、手さぐりの中、辛うじて精神の均衡を保つものだ。均衡はふとした瞬間に脆く崩れる。

登場する3人の若者たちはいつも自分の内なるものを見続けていた。
ガラス細工のようなピュアな繊細さを以って、答えを探し、内なるものと対峙していた。
〃我々は何処から来たのか、我々は何者なのか、我々は何処に行くのか〃
ゴーギャンの絵の比喩を以って、「まさに、その通りだ」と言う。
「幸せっていったい何なのか」表現はできないけれど、
「〃生きる〃ってことにつながるだろう?」そしてその幸せは
「〃愛〃に置き換えることもできるよな?」と続く。

主人公のクロノは、〃多くの人間は周りをカテゴライズして、自分はどのスペースに
入ろうかと悩み生きていく。時には他の人をさげすみながら生きていく人もいる。
僕らはそれを極力避けようとした〃
と科白する。
人間というのは辛くても本意でないとしても、周りに同調しながら生きていく部分と
それをアンチテーゼする自己が必ず対極にいる訣で、この螺旋的発展が人間という
根幹を作っている2重構造ではないかと思う。
親友2人の自殺を経て、クロノはギリギリでありながら、この2重構造の中で生きていた。

人は傷つき、糧をなくしたら、海底のどん底からでしか浮上できない生き物だと思う。
そこでクロノは1人の女性と出会い、〃愛=生きていく〃場所を見つける。
何もなかったかのように通り過ぎていく「ネイムレス・キャット」でありたかったクロノは
彼女に見つけられ、歩きだした。

アンニュイとした序文から、曖昧模糊な〃生きる〃という事に対する若い3人の模索が
独自の一條ワールドで綴られていきます。
ひとつ、タツとミユの死までの道程が、クロノの心の中だけではなく読み手の私たちにも
もう少し見せて欲しかったなと思います。敢えて端折ったこととは思いますが。


我がブログに遊びに来てくれるichijoさんの出版化された初の作品です。
随分前に読み終わり、ご本人の前でこの稚拙な感想もどきを載せていいものか考え
あぐねていましたが、若き料理人(違う)ichijoさんに敬意を表し、駄文をのっけます。
ご本人の思惑と多々反する記述は勘弁していただき、若い感性で邁進されることを
心から願ってやみません。
個人的には文中のカルピスのバターがツボでした。さすが、若き料理人!(笑)

(左の自ブログのライフログに掲げています。)
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by hal_84 | 2005-11-30 01:07 | *本のお話

賄いネタ三種

d0020789_22402369.jpg牡蠣フライをしたので、裏ワザのせようとしたのにオールピンボケ。
また後日に・・
「野菜スープ」
ブロッコリーの茎だとか、セロリの葉だとか、キャベツの硬いとこだとか、兎に角何でも入れてコトコト煮ると野菜の旨みが凝縮されて美味しいスープになります。お砂糖入れたみたいに甘くなり、ほんとに賄い料理なのにみんな大好きですね。コンソメと塩、コショウで味を整えます。

「蓮根のアリオリ」
ホワイト六片が匂わない確証を得て、平日でもにんにく三昧だ!(笑) 蓮根は細長に薄く乱切り。アクをとるため酢水に放ったあと水を切ります。温めたオリーブオイルでにんにくと鷹の爪を炒め、蓮根も合わせて炒めます。塩、コショウで味を整えますが、隠し味に醤油やダシ醤油を入れても美味しいです。

「白菜の芯のピリ辛酢の物」
これは私が昔、生協の班長をしていた頃、班長会に来られたマルイ農協の方に教えてもらったものです。鍋物のシーズンになり白菜をよく使われることと思います。我が家は何と3連ちゃんで鍋でした。(手抜きともいう・・) 白菜2玉は食べたと思います。芯の部分だけをを縦に細切りにし、薄く塩をしておきます。馴染んだら水気をよく絞り、甘酢(柚子も絞り合わせる)にラー油、柚子の皮を細切りにして加えます。シャキッとした食感と柚子の香りの美味しい酢の物になります。
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by hal_84 | 2005-11-29 23:22 | *野菜レシピ

かつぶし味噌

d0020789_10165246.jpg土日とホワイト六片を大量に摂取した訣ですが、すっかり忘れてて、横並びで雑談をしていてハタと思い出し、「ごめん、にんにく食べたの忘れてた。」というと、「え?ぜんぜん匂わないよ。」というのです。
主人の匂わない発言と合わせて、これで「ホワイト六片匂わない伝説達成!」 (違うって・・・笑) 

下の記事にある「にんにくの醤油漬け」ですが、第2工程として、醤油のみを取り出し、削り節を入れてひと煮立ちさせました。作った量が多かったので削り節も沢山でました。
d0020789_10265468.jpg
和え物に入れるくらいでは消費できないので「かつぶし味噌」に。
先日、来阪した鹿児島の友達が「ちりめん味噌」と「いわし味噌」なるものをお土産にくれて、それを参考に作ってみました。これ、よく見ると鹿児島水産高校・実習製品と書いてある。こういうの学校で作って世に出すのね、楽しそう。うちの末娘がお弁当に入れてという位かなり美味しい。もろ味噌の代わりに使っても美味でした。
原材料としては、味噌、みりん、砂糖、玉葱、にんにく、しょうが、胡麻と明記してある。この間食べた沖縄「油みそ」も参考に、先ず玉葱を極みじんにして胡麻油でよく炒め、生姜の千切り、細かくした削り節、酒をひたひたに入れ、調味料を加えコトコト煮上げました。みりんは最後に加え、てりを出します。(削り節にはにんにくの味が沁み付いてるので此処では省きました。)

この方法でイワシとかチリメン(沖縄風に豚ミンチとかでもいいし)を味噌にすると色々使えていいかもです。めんどくさいけど。(笑) 鍋いっぱいできてしもた、どうする?・・・・・・
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by hal_84 | 2005-11-29 11:05 | *漬物・保存食

ホワイト六片でアリオリを食らふ。

d0020789_1335427.jpg醤油漬けをした「青森ホワイト六片」ですが、形のいびつなものや双子の薄くくっついてたものは料理用に撥ねておきました。

いつもはにんにくを潰してオリーブ油にかけますが、せっかくなので丸ごといただくことに。形が不揃いなので縦に切り揃えました。今日のアリオリは先日生協で届いたボストンレタスとお馴染み赤軸ほうれん草にベーコン。野菜はサラダ系ばかりなので最後に加え、さっとひと混ぜするくらいで出来上がりです。

実は土曜のお昼もブロッコリーと合わせてメチャクチャ六片を食べた訣なのですが、主人が「おはよ~」とホッペにチュっとして(これは20数年変らない儀礼なので色っぽいものではございません。笑 ) 「あ、ごめん。にんにくさかった?」というと、「ぜんぜん、にんにく食べたん?」と聞きます。ホワイト六片が匂わないと聞いたこともないけど、匂わないとしたらすごい。つか、主人の鼻が可笑しいのか?(笑) という訣で食べて美味しい、食べて匂わない、青森のすぐれものであります。

アーリオオーリオはこちらから。 (↑焼きそばかと思っちゃうよね。)


d0020789_15395071.jpg辛子明太子中間報告。
本漬けから4日経ちました。たらこは埋まったままなので箸でかき分け様子を伺いました。相変わらずペースト状のままの調味液ですが、少しなめてみると漬けた時と全く違う味に変化しています。旨みもでて、匂いの方ももう立派な明太子スメルです。(笑) 漬けて3日後から食べれるのですが、あと3日辛抱して水曜日あたりに明太子ヌーヴォーを解禁したいと思います。
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by hal_84 | 2005-11-27 14:06 | *パスタ・麺類

大阪 鶴橋市場 Vol.5 

d0020789_15384782.jpg「にんにくの醤油漬け」
国産のにんにくと言えば、青森産ですね。
大粒のものは値段も高く、近場のスーパーには出回らないこともあります。さすが鶴橋、青森産しか置いてない。最初におばさんが「ちょっと高いよ」というので、恐る恐る値段を聞いてみると1ネット1300円也。よかった、買える値段で・・(笑)
もちろん、料理の味も変りますが、焼いたときにその違いが歴然としてわかるほどの美味しさ。

今日は我が友、キムチ屋の頑固お父ちゃん秘伝の「にんにくの醤油漬け」を紹介します。春先の新しいにんにくで漬けた(茎も漬けます)醤油漬けはあまりの美味しさに即完売するほどの人気商品です。

お母ちゃんに醤油だれの作り方を聞くものの【企業秘密】といって教えてくれなかったのですが、私がキムチ屋サイトを構築するにあたり、もうゴリ押しの秘伝吐露作戦に出たため、敢無く玉砕した悲運のレシピでございます。美味しいものは分かち合わなければということで、興味のある方は是非覚えて帰ってください。

最初は醤油で漬けたにんにくを食べるためのものだったのですが、この醤油が料理に無くてはならないものになりました。醤油を多目にして漬けると長く楽しめます。
(今回、画像のにんにく量でビンに2つ、2リットルの醤油使用)

先ず、にんにくの皮を剥き、根っこの部分を切り落とします。密閉ビン(空き瓶でも)に入れ、醤油を注ぎます。
3~4日して醤油だけを取り出し鍋に入れ、かつお節を加えて火にかけます。
かつお節の分量としては500mlに対して、手で一掴み。ダシをとる厚削りが私としてはお奨めです。
ひと煮立ちしたら火を止め、かつお節を入れたまま冷めるまで置きます。
冷めたらかつお節を濾し、醤油のみをにんにくの入っているビンに戻します。
3~4日置き、再び醤油のみを取り出し鍋でひと煮立ちさせ、冷めるまで置き、ビンに
戻します。

さて、少々熟成するまで置きますが、私は醤油は早々に使いはじめます。
にんにくの方は辛いので、よく漬かってから食べたり料理に使います。
醤油は炒め物、チャーハン、和え物と、料理全般に使えます。にんにくは勿論そのままでも、スライスしたりみじんにしたりして、サラダや和え物、何にでもトッピングできます。

d0020789_17195587.jpg←ちなみにこれは、にんにく醤油を使って「中華風たたききゅうり」を作ったものです。

それから、醤油のダシをとったかつお節ですが、旨みが凝縮されてますので捨てずにお酒の肴にきゅうりと合わせたり、お豆腐にトッピングしたりして召し上がってください。
但し、にんにくの匂いのほうも凝縮されてますので、お出かけもない、デートの予定もない休日前に食べるほうがいいでしょう。(笑)

大阪 鶴橋市場編 いい加減で完結します。
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by hal_84 | 2005-11-25 23:13 | *漬物・保存食

大阪 鶴橋市場 Vol.4 (ネタひっぱりすぎ)

d0020789_16363091.jpg「豚耳と赤軸ほうれん草のピリ辛」
意を決して目を合わさないように。
でも手触りは豚耳でしかない。(笑)
兎に角もう一回細部まで洗う。それを塩を入れた熱湯で茹でなおし、スライス。今日はラー油と胡麻油をミックスして、酢、出し醤油、コショウ、胡麻で和えました。赤軸のほうれん草って何でもお洒落にしてくれるから便利。豚耳をお洒落にすることもないけど・・
豚耳も豚足も朝一に行けば、茹でたてを買うことができます。以前、PCを教えていた中国の女の子が「先生!お世話になってるお礼がしたくて、朝来る前に鶴橋に寄ってきました!」(註:敬称として先生と呼ぶ)とアツアツの豚足を袋いっぱい持ってきてくれたことがあった。
普通に日本人も皆豚足が好きだと思ってるとこが可笑しい。有難く頂戴して八角、花山椒を入れ甘辛く煮たのだけれど、家族には苦手なのもいるので、結局は再び半分以上彼女の胃袋に納まったという。(笑)

「生たらこ本漬けへ」 が!アクシデント発生!(笑)

d0020789_1712237.jpg本漬け調味液としては、唐辛子、昆布、かつお節(私は厚削り使用)、砂糖、醤油が入ります。再び酒を煮切り、冷まして昆布を30分浸し、もう一度沸騰させてかつお節を加え、ろ過し、熱いうちに上記の調味料を入れるのですが、もこもこと水分が一瞬にして無くなってしまいました。
そう言えば、明太子師匠rakuajiさんがゲル状という言葉を使っていたのを思い出し、鶴橋で買った微粉末の唐辛子のせいで一気に水分を取り込んでしまったのではと思われます。

d0020789_17135259.jpg唐辛子量としては家族に百歩譲って「辛子明太子」から「それよりやや辛い明太子」程度に留めましたので量的には何ら問題はないはず。明太子作り方程式は脆くも崩れてしまった訣ですが、このペースト状を緩和すべく酒を再び煮切り増量しました。
なんせ朝のバタバタの作業ゆえ、こんな対処法しか即座に浮かばなかったのですが、後は醗酵力に大いに期待して、チルド室で一週間寝かせます。

何が悲しかったかというと、洗い、下漬け、本漬け、増量と一升瓶を使い切ったことです。
(作った量が多かったので) 次回は明太子用日本酒を準備しなくては・・
途中経過画像も追ってアップしますが、辛子明太子作りレポは、後日HALサイトにて詳しく
アップしますので、興味のある方は覗いてください。(果たしているのか?!笑)

Vol.5へと続く・・・の? (つか、記事長すぎ。読んでくださる皆様に感謝。)
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by hal_84 | 2005-11-24 23:41 | *是好日

大阪 鶴橋市場 Vol.3

d0020789_0402271.jpg「ワタリガニと春雨の鍋物」
これもまた旬ですね。どこを覗いても立派なワタリガニが並んでいました。ほんとはワタリガニのケヂャンを買いたかったのですが、そうそう辛いものばかり並べる訣にもいかないので今日はお鍋に。

敬愛する「ばーさんがじーさんに作る食卓」のcincoさんがワタリガニで春雨を美味しく食べるというお鍋を作っておられたのをヒントに作成。
といえども、カニと春雨は同じですが、こちらはあくまで我流の手抜き鍋。ガラスープをベースに水菜、セリ、えのき茸、かぶ、春雨のシンプル鍋。カニはよく洗い、甲羅をとり4つ割りにし、片栗粉をまぶしてフライパンで炒めたものを鍋に放り込みます。スープに臭みが出るのを防ぐと同時にコクを出します。カニの甲羅部分も旨みを引き立てますので一緒にお鍋へ。春雨がカニの旨みをうんと吸って美味しかったです。


d0020789_0581255.jpgお馴染みの豚耳が売られていました。しかしこちらは、まんまの形。思ったより大きくて、ずっしりと重い。しかし!以外に自分がヘタレなのが発覚・・・
そうです、触れないのです。(笑) 何なんでしょう?豚耳好きを豪語するくせに料理ができない。
私がダメということは人にあげてもダメということで、気合入るまでチルドでお休みしていただきました。


d0020789_195767.jpg生たらこ下漬け完了。
2度目となると要領もいいです。もちろん衛生面もぬかりなく。この時点でも全く危惧する異臭もありません。冷蔵庫で酒と塩を煮きった下漬け調味液に10時間浸した後、卵管を下にザルにあげ、10時間前後成型のために冷蔵庫で寝かせます。意気揚々と写真を撮ってると、家族が口々に言います。
「激辛にせんといてな。」
「食える辛さにしといてや。」  ええ?!せっかくのピチピチたらこなのに・・・Vol.4へ続く・・・
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by hal_84 | 2005-11-24 01:02 | *是好日

大阪 鶴橋市場 Vol.2

d0020789_0194687.jpg「真ダラの白子」
タラの美味しいシーズンを迎え、あちこちでこの白子が売られていました。

遊びにきてくれる玉子フェチの「函館食道楽」のrelaxさんが北海道にありながらこんな美味しいもの食べたことがない!と言わしめた幻の「タチ」であります。(私達は単にタラの白子と呼びますが、多分北の地域では総じてこう呼ばれているのかもしれません。) 保存がきかないので新鮮なものしか食することができません。「のっ、脳みそ!」と子供が訣の解らぬリアクションしてましたが、もちろん熱燗で。 (盛付けも当該記事参照・・)

彼女の画像を見る限り、果てしなく生に近いのですが、というか、こんな新鮮なものを食する機会はあまりないので是非、生で食べたかったのですが、鶴橋さばき立ての白子といえども素人ゆえ、軽く湯引きをして、限りなくレアに近い仕立てにしポン酢でいただきました。まったりと繊細な舌触りは春の雪のごとく儚く脆くフォアグラ家に嫁いだ良家の子女というところでしょうか。(ハイ、ネタです。)


鶴橋に立ち寄りたかった理由のひとつが「生たらこ」であります。
季節を反映して、クエ(アラ)やらタラが鍋用として所狭しと売られています。

店先を覗くものの「生たらこ」の姿が見えない。でも覗くと「お姉ちゃん、何にしよ?」と
声をかけてくれるので「お母さん、生たらこない?」と聞くと、「あるやん、そこに!」
「それ鯛の子やん、タラの子が欲しいねんけど。」「タラの子やったら、あれやがな。」
「いや、それはタラの白子やん、明太子作る た・ら・こ・!」 (白子さっき買ったし。)
もう禅問答みたくなってきた。
「あ~~明太子のタラコかいな。生たらこないかーーー?!」と、周りの魚屋さんに声をかけてくれます。「あ、あっこの店にあるみたいや。」と指さして教えてくれた。

鯛の子でないことを確認して、あるだけの2パックを購入した。でかい!半端ではない。パックを持つとズッシリくる。「明太子漬けんのんか?どないして漬けるねん?」と聞かれ、漬ける段取りを話すと、「ああ、辛子明太子な!」 そうです、韓国明太子ではありません。(笑)

d0020789_914133.jpg買い物を終え、ひとつ試さねばならないことがあった。駅に戻ると、パックを取り出し、匂ってみた。私は絶対臭覚の持ち主である。(ウソです)

おお!魚の匂いらしきものはするが、先ず無臭と言っていい。これが新鮮な生たらこのあるべき姿である。形だってぷりんぷりんのピカピカだ。ホームでたらこパックを匂う人間を隣のお姉さんが怪訝な顔つきで見ている。いいんだ、今私は猛烈に感動している。

やっぱり例のブツは焼き明太子にして正解だったな。さて、寄生虫予防に一旦冷凍室に放りこんだ。再起をかけ、「辛子明太子を絶対生で食らふぞ!計画」の始まりであります。

Vol.3へ続く
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by hal_84 | 2005-11-23 09:33 | *是好日

大阪 鶴橋市場 Vol.1

d0020789_21472414.jpg大阪「鶴橋市場」は韓国の食材が揃う大阪一のマーケットであります。
鶴橋駅を降りた途端、焼き肉屋さんが立ち並び、有名店も目白押しです。そこから縫うように市場が連なっていて、初めて訪なう人は多分間違いなく迷うことと思います。

韓国の食材が並んでるかと思うと、次の辻には普通に乾物やらの日本のお店があり、その横を入ると、新鮮な魚が売られているという縦横無尽な立地は今でも私自身迷ってしまいます。
一頃に比べると迷路の先の商店は閉められてしまい、ここにも不景気の余波が感じられますが、それでも何十、何百という店舗の数は圧巻であります。

所用で出かけ、久しぶりに途中下車してみるかと立ち寄ったのですが、変らず韓国テイストというか、裏町テイストというか、貴金属の店を抜け、チョゴリのオーダー店を数件抜けると活気の溢れる様相はいつもと変わらないものでした。
その連なる商店の一角には上の画像のような路地に祠もあり、悠久の時を刻み、この在り様が鶴橋市場の歴史そのものだと思うことができます。

d0020789_22534344.jpg先ず、ここに来たら真っ先に買うのは「菜っ葉キムチ」です。もちろん、白菜キムチは王道ですが、この菜っ葉と出会って以来、私のキムチと言えばこの菜っ葉を語らずして何ぞキムチぞという確固たる信念があります。(笑)

あまりの美味しさに、昔、末娘の保育園で役員やら実行委員をしていたとき、日頃お世話になっている仲良しのお母さん方に、この「菜っ葉キムチ」をお迎えのときに配りまくったことがあります。
家に帰ると、電話が鳴り、「キムチありがとう!」というので「何度もありがうと言わなくていいよ。」というと、「いや、この美味しさをあなたに伝えたかった!」と言われ、如何ほどにこのキムチが美味しいかが推測できるかと思われます。(んな、オーバーな・・笑)

もう何十回もキムチを漬けた人間ですが、やはりオモニの伝統のワザには及ばないというところでしょうか。

Vol.2へ続く
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by hal_84 | 2005-11-21 23:53 | *是好日

菊花かぶとビール漬け

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正式には何ていうんでしょうか。「菊花かぶ」と呼んでいます。
冬になると母がいつも作ってくれました。中学の家庭科で初めて作ったのが「菊花大根」で
「あ、これ何時もお母さんがかぶで作ってるのと同じだ。」と思った記憶があります。

作り方はHALサイトこちらから。(右上画像は塩漬けが終わった後の状態です。)

それと、今日は大きなかぶを3個使ったので大量にかぶの皮がでました。
かぶの葉もまだ瑞々しいものでしたので即席お漬物を作りました。
これはビールを使って醗酵させますので、ビールを100ccほど飲み残しておいて下さい。

かぶの皮は5センチ長さくらいに切り、短冊か太千切りにします。(大根も同様です)
かぶの葉も適宜切りそろえておきます。ここに人参とかを入れてもOKです。
ビニール袋に切った野菜、ビール、塩、砂糖を入れて均等になるよう手で袋を軽くもみます。
あとは口をしめて冷蔵庫に保存します。もちろん皮だけじゃなく野菜本体もこの要領で
漬けることができます。糠の要らない簡易糠漬けバージョンというとこでしょうか。

右下の画像は入れた直後なのでピンピンしてますが、直ぐに水がでてきます。
見た目すぐにでも食べれそうな感じがしますが、ビールの匂いがしますので、
最低1~2日冷蔵庫で醗酵させてからいただきます。食べるときは水気を絞ります。
元祖レシピは上の菊花かぶと同じところにありますので参照してください。
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by hal_84 | 2005-11-20 00:52 | *漬物・保存食