タグ:エンタメ系? ( 11 ) タグの人気記事

舞台「ムサシ」と2009食博。

d0020789_7272639.jpg多分、私が初めて井上ひさしを読んだのは高校生だったと思う。
兄の本棚から見つけた「青葉繁れる」。
アホな男子高校生の日常をユーモアとペーソスたっぷりで描かれていたように思います。

井上ひさし氏には数々の逸話がありますが、脈々と現在に繋がる井上ワールドと彼の行き越し道とがどうも重なってこないのは不思議なところです。
反骨と挫折が彼に及ぼしたいくつもの側面全てが類稀なる作家を生んだのでありましょう。






井上ひさし脚本、蜷川幸雄演出「ムサシ」を観てきました。
武蔵:藤原竜也 小次郎:小栗旬
 

巌流島の決闘から数年、命をとりとめた佐々木小次郎が再び武蔵を捜し出し、
決着をつけようと禅寺に乗り込むという筋立ての2幕からなる戯曲です。

剣豪2人の間に立つもう一人の剣豪、柳生宗矩。興が乗るとなぜか能を踊りだす
という設定が、かなり笑える。この舞台の大事なムードメーカーです。
余談だけど、随分前に「オレステス」を観たとき、ホテルのバーで遭遇した某さまが
この役を演じておられる。それを思い出し、妙にニヤニヤしてしまった。

観たのは前楽であったため、長丁場の舞台でお疲れか、小栗小次郎の台詞が
だだ滑りで、カツゼツの悪さに観てる側が台詞を聞き取れないという場面が随所に。
舞台は魔物ですな、努々精進あそばせ。(小栗ファンごめんよ。)
でも小栗君は見事に佐々木小次郎に見えたのも事実。(フォローになり得たか?)
藤原武蔵はさすがに舞台の人で、そんな心配もせずに安心して観ていられるのだが、
なんせ、細っこいから剣豪には見えない。
もう少し歳を重ねたら、程良いムサシになるでありましょう。
鈴木杏ちゃん、白石さんをはじめ舞台上の全ての人がうまく絡み合い、
全員が主役といっていい舞台でもありました。

巌流島の決戦事態がファンタジックなお話なので、これはこれでいいのかもしれない。
そもそも何のリサーチもなしで、いきなり井上ひさしの「ムサシ」を観たものだから
まさかの展開に、巌流島の決戦以上にファンタステイックな脚本!

井上ひさしと蜷川タックで「天保十二年のシェイクスピア」を観た時ほどの衝撃もなく
蜷川氏もお歳を召されて演出力に蔭りが?なんて思ったりもしたが、これはきっと
そういう軽い、肩を張らずに観る作品だったのかもしれない。
願わくば、腹を据えてもう一度観ることができたら、さぞかし面白かっただろうと
無念しきり。DVDがでたらゆっくり鑑賞したいものであります。


d0020789_14392050.jpg
観劇の後、みんなでご飯。
べっぴんさん揃いなのでお顔を見せたいとこ。
d0020789_14394180.jpg
パーカーを頭から被ってるのは変な人じゃなく冷気があたる位置だったので。(笑
左端で壁に同化した茶色いのが私です。

d0020789_14402765.jpg
d0020789_14405384.jpg

何だか色んなものを食べたけど、最初のサラダしか画像がありません。
C師匠、色んな手配、お骨折り感謝致します。




d0020789_14412780.jpg
次の日、インテックス大阪で行われている食博へ3人で行きました。
この日も夏の暑さで、最終日のせいもあり、中に入ると人の山。
各国の料理のブースやケーキや和菓子の展覧、様々な食に纏わる催しがあります。

d0020789_14444577.jpg
とりあえず、ベルギービールとマルガリータとダッカルビ!
ベルギー、イタリア、韓国コラボ。

d0020789_1442411.jpg
一度は食べておかないとと、「まい泉」のカツサンド。
高い割にはそれなりの・・(笑

d0020789_14422054.jpg
そうや、君も来ててん。
dinoさんとこで会いました。お土産買わなかったけど。

d0020789_14463935.jpg
何とかの館で各国の部屋も展示してあり。これは韓国。

d0020789_14473189.jpg
これはイギリス。

d0020789_1447471.jpg
これは何処??

疲れに行ったような塩梅で、ちょっと強行軍だったかな。
後で見たら総勢64万人が来場したらしい。さもありなん。
梅田まで戻り、お茶してKちゃんを見送り。
再びR姉さまと二人、ベトナム料理のお店へ。(まだ食うか?食うんです。)

d0020789_14481276.jpg
店員さんお奨めのハノイビールをグビグビいきながら、生春巻き。

d0020789_14485172.jpg
空芯菜の炒めもの。
干し海老と炒めてありました。ニョクマムが香ります。

d0020789_1449291.jpg
オーナーお奨めのベトナムつくね。

d0020789_14491252.jpg
野菜てんこ盛りの上に川魚の揚げたもの。
とにかく、何でもいっぱいレタス系やらの葉っぱがついてくるので
一週間分のサラダを食べた感じでした。身体にもじわ~っとミネラル補給完了。

R姉さまいわく、タイ料理よりベトナム料理のほうが宮廷料理に近いのだそうです。
時間が押してフォーを食べそこなったと言っていたR姉さまを大阪駅まで見送り、
一路我が家へ。
ちょうど遅い夕食を皆で食べてるところで、まあ悲惨な食卓でした。(笑)

当該の皆様、色々とありがとうございました。いつかまたお会いできる日まで。
[PR]
by hal_84 | 2009-05-17 10:28

振り向けば青春Vol.1

日曜日、「振り向けば青春Vol.1」というコンサートに友達と行ってきました。
FM大阪の主催で、どうもVol.2 Vol.3と続くようです。その第1回目。
ぶどう狩りで有名な柏原市というところで行われたのですが、
都心からかなり離れているのに、とても大きな素敵なホールでした。
客席も1000以上あります。

生協のオンラインで買ったチケットですが、何と真ん中よりの前から2列目。
(生協で買うあたりが、すでに振り向けば青春みたいな・・笑)

d0020789_755122.jpg














私世代はご存知かと思いますが、「白い冬」でお馴染みの「ふきのう」の細坪さん。
高校生の頃からの大ファンで、大人になっても、臨月のお腹を抱えても、
子供の手を引いても、コンサートに行ったものでした。
ちなみに我が家の長女と細坪さんのご長女は同じ名前です。
(これは本人も主人も知りません。ブロガーの皆さんだけの秘密にしておいて下さい。)

何年か前にミナミのライブハウスのライブを見てよりなので久しぶりの細坪さん。
登場よりいきなりに友達が「細坪さ~ん!」と、声かけるぞと言います。
確かそのライブハウスでもふたりで叫んだ記憶があります。

が、

君、うちら もう50だぜ・・・

と、私が一瞬怯んだ瞬間に

「細坪さーーーーーーーーーん!」

と左横から黄色い声が。

同じく2列目に陣取る女性二人連れの見事なハーモニー。

友達の悔しがること、悔しがること。(爆




d0020789_7105228.jpg













杉田二郎さん。
シューベルツを経てジローズを結成し、「戦争を知らない子供たち」はあまりにも有名。
教科書なんかにも載っていますね。
60を超えられても歌声は顕在でした。
訥々としたおしゃべりが全てを卓越した大人という感じでしたね。

それと、席を立ってうろうろしてもいいですよと言われる。
私世代以上の方が集結されているわけで、休憩なしの2時間半、
トイレにも行きたいだろうとの配慮です。(笑



d0020789_7125384.jpg














因幡晃さん。
往年のヒット曲、「わかってください」は有名ですね。
ご本人のことは本当は歌以外はよく知らないのですが、
何故か、私の若き日のカラオケの18番といえば、「わかってください」。

この日のトップバッターで4曲ほど歌われました。
最後はやはり「わかってください」を全霊を込めて熱唱されていました。
で、私もいつしか堂々因幡さんの前で熱唱。(笑

その後、何度登場されても因幡さんの視線が私に向いているような気がします。
思い込みだろうと思いつつ、それがどんどん確信に変わっていきます。
前から2番目、ちょいと人より座高の高いおばちゃん。しかも目の前。

一緒に熱唱した「わかってください」。
!!!絶対ファンだと思われてるね。
何十年も僕のファンをやってくれてると思われたのかもしれません。

いえ、ふきのとうのファンです。
そして、わかってくださいはカラオケの18番です。(笑


トキハイという若いグループが前座をつとめました。
コンサートが終わり、細坪さんの最新アルバムを買っているとトキハイの1人が
目の前に立っています。
思わず、「今日は楽しいコンサートでした。」と無理から握手し、
ルンルン足取りも軽くなったところで友達が、

「あんた、細坪さんのCD買って、トキハイの子と握手だけして帰るか~?」
「何のためにあの子はあそこに立っててん?!」と、お叱りをいただきました。

ああ、CDを買ってあげれば良かった。(笑
振り向けば青春は若き日にちょこっと戻り、胸キュンなコンサートになりました。




d0020789_7373356.jpg
そして、都心まで戻り、モツ鍋をつつきながら祝杯をあげました。
また彼女の子もこの時点で大学が決まりました。

そして近くのジャンカラへ。

もちろん

最初に歌ったのは

わかって~~ください~~~♪ (大熱唱)


月曜日、二日酔いで職場に向かったのは言うまでもありません。
[PR]
by hal_84 | 2009-03-05 12:28

舞台「かもめ」を観て。

d0020789_10425366.jpg


演劇とはかくも難しい。

土日の2日間、チェーホフ「かもめ」の舞台を観てきました。
チェーホフは高校生の時に「桜の園」を読んだきり。
難解というより、ロシアとの大地感の差とか翻訳ものであるという事が
どうも馴染めない要因ではありましょうが、それをどう租借するかが
今回の重要課題だったのかな。

19世紀末のロシアの美しい湖のほとり。
前衛的な演劇の創作に情熱を燃やす青年トレープレフに藤原竜也くん。
その母でもあり大女優のアルカージナに麻美れいさん。
その若き恋人で流行作家でもあるトリゴーリンに鹿賀丈史さん。
舞台となるソーリン家の当主、アルカージナの兄に勝部演之さん。
青年トレープスが恋する女優志願の美しい娘ニーナに美波ちゃん。
いつも喪服を身にまとうソーリン家の執事の娘に小島聖さん。

この田舎の湖畔のソーリン家に大女優アルカージナが恋人トリゴーリンを
伴って戻ってきたところから本は始まります。
本を書くことで退屈な日常から脱したい青年は母の若き恋人に嫉妬し、
恋するニーナはその流行作家に恋をし、執事の娘のマーシャは届かない
トレープレフの愛に身悶え、噛み合わない様々な思いが綯交ぜになって
舞台は進行します。

チェーホフの戯曲には主役というのがないのですね。
それぞれが色んな想いを秘め、また発露しつつ主役なのであります。
敢えて言うならば、麻美さまでございます。
もう、あなたが出た日には藤原君だって鹿賀さんだってどこかにぶっ飛んで
脇脇でございます。(笑

自分的にすごく興味を惹かれたのは小島聖さん。
何年か前にエレファントマンの舞台で初めて拝見したときも私の持つ
小島さんのイメージをことごとく壊していただきましたが、
その圧倒的な存在感と滲み出る迫真の演技に呆然としました。
しかも、ずっとずっとお美しくなっていらっしゃる。
恐ろしいほどスタイル抜群。わが身の贅肉を思わず掴みそうになる。(笑

ニーナはトリゴーリンの子供を産み、そして亡くし、厳しく果てしない女優の道を
ぎりぎりのところで踏ん張っている。
トリゴーリンはニーナと別れ、大女優と元の鞘に納まり再びソーリン家を訪れる。
トレープレフは新進作家になるものの、再会したニーナへの想いは叶わず、
猟銃で自殺を図る。

その銃声の音だけでお芝居は終わります。
暗転の後、出演者が揃い、笑顔もなく静かに頭を下げ本当に終わります。
二度観なければ、不燃した想いに囚われたかもしれません。
冷静と情熱のあいだという言葉を思い出しました。
冷静かつ沈着に本は進められます。
しかし、人の心に宿る大きな黒いエネルギーは耐え難い苦渋となって
役者というスイッチャーによって爆発したっていう感じですかね。

最高のボードビルショーでありました。
しかし、演劇とはかくも難しい。



d0020789_10445842.jpg
この日は九州から友人2人が来てくれたのでもちろん宴会。
事前にお店を探し、ホットペッパーでクーポンまで出力してたのに、案の定忘れて
そこいらのお店に入りました。情けなか・・(笑

Hさんとは2年半ぶりの再会なのに距離感がないって不思議です。
大阪にくる道中色々とトラブルがあったようで本当にお疲れ様なのですが
暫しの時間を楽しく過ごしました。
K嬢とはこの間の西宮以来で、九州に住んでるとは思えないくらい頻繁に
会ってますね。

d0020789_10454775.jpg
これ多分、2件目。
最近、お酒がめっぽう弱くなって、ヨッパにならないまでも翌日に残ります。
日曜日の暑かったこと。汗と一緒にアルコールが噴出したような。

幕が開くまで、ご飯食べたりお茶飲んだり、お疲れ足を引きずりながらも
楽しい2日間でした。今度は九州での再会を誓って。
[PR]
by hal_84 | 2008-07-21 12:44

舞台「身毒丸」復活。

この間、友人のお参りに行ってのち体調を崩してしまいました。
末娘の高校で風邪が蔓延していて、本人も一週間ほど喘いでましたが
どうもその最後の風邪をもらったようです。

先週の土曜日から友人たちと遊ぶ予定が入っていたので、かかりつけの先生に
色んな薬を処方してもらい、何とか金曜日の夕方には熱もひき、満身創痍の身で
出かけてきました。
その割には、舞台観て、炭火焼のお店、アジアンのお店とはしごし、最後には
イタリアンバーでグダグダになり(ウソです。)、まあ何とタフネスかと、自分で
笑ってしまいましたが、火曜日に友人を送っての翌日は、家で一日動けないという
不良の極みみたいな体たらくでありました。(笑

よく飲み、よく歩き、よく喋り、身体は疲れたけれど、久しぶりに会う友人達の
心に染み入る温かさが、また明日への原動力になるでありましょう。

以下、舞台のお話を。長いです。スルーしてください。


d0020789_14131855.jpg「身毒丸」

演出:蜷川幸雄 身毒丸:藤原竜也
撫子:白石加代子

ご存知の方もいらっしゃることと思いますが、初演は30年前に遡り、寺山修司率いる「天井桟敷」で上演されたものです。
それから十数年後に蜷川幸雄演出、武田真治主演で上演されました。
それより2年後、オーデションで蜷川氏に見出された若干15歳の藤原君が新たに身毒丸を演じ、ロンドン・バービカン劇場における海外公演の成功はあまりにも有名です。

再び藤原君が20歳で演じた身毒丸は「身毒丸ファイナル」として封印され、
もう二度と観ることができない筈でしたが、今年、ジョン・F・ケネディ・センター
主催のフェスティバル「JAPAN! culture+hyperculture」への招聘作品として
上演されることとなり、その凱旋公演として今回日本でも観ることができました。
演劇ファン、蜷川ファン、藤原、白石ファンにとっては待望の復活でした。

母を売る店で買い求められた女「撫子」と、その義理の息子「身毒丸」の
宿命的な禁断の愛を描いた作品です。
今回のワシントンでの論評は良くもあり悪くもあり、一世紀前の日本が舞台の
それも寺山修司と岸田理生の脚本が到底アメリカ人に理解できるものではないと
思われますが、摩訶不思議の寺山ワールドに度肝抜かれたことは確かでしょう。

核は日本の昔の家社会に起因します。
主であるお父さんが科白します。
「家があって、お父さんがいて子供がいて、仏壇があってご先祖様も沢山いる。
でも、お母さんがいない。」
旅芸人だった女たちが犇めく「母を売る店」で、家という器に母を買い求めます。
冒頭の摩訶不思議な幻想のパレードと、母がいて家が完成するという家社会の
二つの局面が象徴するように、絶えずこれが交差して、身毒丸と撫子の苦悩を
極限まで追い詰めていきます。
亡き母を求める身毒丸と母で在らんがために身毒丸の目を呪い殺してしまう撫子。

拙い文章なので端折りますが、最後、盲目になった身毒丸が再び撫子と巡り会い
求め合うシーンがあります。
「また僕を妊娠して下さい!」
継母である撫子に、身毒丸の言葉は一体どんな意味を持つのだろう?
心も身体も一体になり、撫子から生まれ出ずることが身毒丸にとっての
究極の愛のかたちと成り得るのか?
家が滅び、二人は抱き合いながら雑踏の中へと消えていきます。

25歳になった藤原君はもう18歳の身毒丸ではありませんでした。
声も太くなり、面差しも大人で、でもその成熟した安定感が重みを帯びて
義理の母「撫子」への一途な思いが果てない近親相姦への淵へと誘います。
すでに子供が母を追い求めるような愛の表現ではありません。
大人になった藤原身毒丸は胸が締め付けられるくらい官能的でした。

一方「撫子」演じる白石さんは5年前と少しも変ることなく、いやそれ以上の
圧倒さで迫ってきました。
こんな素敵な役者さんは多分もう出てこないでしょう。
子供の頃から観てるのに、何故かお歳を召してないふうで、寺山ワールドより
こちらの方が摩訶不思議であります。
舞台を縦横無尽に走りまわり、25歳と立派にラブシーンができる。感動の人です。


今回、大阪楽はりり姉さまとご一緒しました。
当日券を早くから並んでくださり、ご本人よりいい席で観てしまった。
(あとで席を替わったらよかったと気づき・・遅い!ごめんね。)
連日二人でワインを飲みイタメシを仲良くつつき、色んなお話をして
別れるときは舞台の終焉ほどに胸が痛みました。
また、そう遠くないうちにお目にかかりたいと思います。

こうして、私の怒涛の観劇ツアーは幕を閉じたのでありました。
埼玉での公演はこれから一ヶ月ほど続きます。お近くの方は是非。
[PR]
by hal_84 | 2008-03-07 12:57

ヴェニスの商人とおでん屋と。

昨年11月に結婚した若き友人の結婚式と大盛り上がりの2次会を記事にした事が
ありました。その彼女と一年ぶりに兵庫県西宮で再会。



d0020789_924185.jpg今回「ヴェニスの商人」は、関西では兵庫県立芸術文化センターのみの上演で私もこれに合わせ久しぶりに西宮に行ったという訳です。兵庫県立文化芸術センターは2年前にできたばかりでとても綺麗な広いホール。一年ぶりに再会した新妻は何も変ることなく相変わらず華奢で中ホール前の椅子にちょこんと座って待っててくれていました。


開場時間に入ってパンフレットを買いウロウロしているといきなり音楽が流れてきてヴェニスの商人に出演の役者さんたちが衣装のまんま出てきました。
楽隊のようにヴァイオリンを弾きお客さんの間を転がるように練り歩きます。


d0020789_1038432.jpg
今回の演出はイギリスのグレゴリードーランさんで、とんでもないサプライズを
開演前から演出。お客さん大喜び。みんな携帯カメラやデジカメで写す写す写す。(笑
気軽にツーショットにも応じてくれて暫し大盛り上がり。
(↑カメラにポーズの仮面の美女。)


お芝居の詳細は端折りますが、今回バサーニオ役の藤原くんはしのぶさん扮する
ポーシャに求婚する他の男達にも扮していて、これが笑わせてくれる。
会場爆笑の渦でした。とんでもない喜劇役者としての素養もありそうな塩梅です。
シャイロック役の市村さんはもう何も語ることもない。
悲劇のユダヤ人を楽しんでおられる。
ポーシャ役のしのぶさんは8年前に「大正四谷怪談」を観て以来なのですが、すっかり
大人の女優さんになられましたね。色が真っ白でとても華奢な方でした。

長丁場3時間の舞台。
4回目のカーテンコールで全ての観客がスタンディングオベーション。
惜しみない拍手を送りました。市村さんはいつものようにお茶目で観客一人ひとりに
手を振って応えてくれていました。
この方のお客さんを大事にするスタンスがとっても好きです。


さて、ハラヘリーズとしてはお店を探すものの、ここらには繁華街というものが
全くありません。探して居酒屋に入るのですが、今時のリズナブル仕様。
お腹は満たされても気持ち的不燃さが残る。(笑
さてホテルへ戻ろうと知らない道を蛇行してるその時、我々は感知したのです。

おでんの匂いを!

お腹いっぱいだけど入ってみるかい?と、いつもなら決して行くことができない
小汚~い(失礼)暖簾をくぐると、見まごうことなくおでん屋さんでした。
ちょいと場違いな我々ぽいですが、二人なら怖いものはない。

d0020789_1161560.jpg
おお~見た目もすごい。でも嬉しい。

居酒屋で生ジョッキと日本酒4合ほど飲んだのに不燃なので何故かシラフな私。
もう閉めたそうな顔の女将さんは無視して、

d0020789_11112093.jpg
やっぱこれでしょう~~ちんちろちんちろちんちろりん。
でも、おでんの味は最高~~ハンペンやらつぶ貝やら色々食べて
ほんまにお腹いっぱい。幸せいっぱい。暖簾入れられたので帰ります。(笑


ホテルに戻り2時頃就寝。
でも、年寄りは朝が早い。5時にならないうちに目が覚めた。

d0020789_11203170.jpg
ホテルの窓を開けると虎ファンと高校球児の聖地「甲子園球場」が見える。

ヴェニスの商人の大楽を見届けるために朝早く着いたCさんが我々のホテルに。
これまた久しぶりの対面。嬉しいな、遠く離れてる大事な友人とこうやって会える。
朝ごはんをお洒落なカフェで一緒にとり、再び見える日を約束して束の間の逢瀬。

後ろ髪を引かれながら、新妻のたっての希望で苦楽園に行く予定だったので
別れを惜しみ、我々は一路阪急電車へと。

d0020789_1134081.jpg





















夏が戻ってきたような暑さで、苦楽園駅から越木岩神社への長い坂をひた登る。
汗が噴出し、眩暈すらする。坂の天辺に神社があるのだ。
高級住宅街でもあるこの辺は大きなお家が並んで、すごーいすごーいを連呼しつつ
昨日食べ過ぎた分を消費するぞと頑張り。

鳥居をくぐると長い石段が続きます。樹木が覆い茂り、さっきまでの暑さが嘘のよう。
樹々が天井を作り、日差しをシャットアウトしてくれています。
ここ越木岩神社は東六甲山麓唯一の霊地で、その天然記念物の森の中にあるため
こんなにも涼やかなのでしょう。
すでに1千年前にその存在が記されており、古い霊験あらたかな神社です。


d0020789_11504379.jpg
シンボルである大きく切り立った岩が女体のようにも見えて
子授け、安産の神様でもあります。
ここをぐるりと一周して、そのご利益を頂ます。新妻もなぜなぜ。


そして、来た坂を下るので今度はラクチン。
苦楽園は住宅街ですが、ポツポツとお洒落なお店が点在します。
お腹は減ってないけど、入ってみたいなということで、イタリアンのお店へ。
ランチが3時まであるらしいのでそれを頼んでみました。

d0020789_1202138.jpg
彼女はローマ風何とかが添えられてるアーリオオーリオ菜園風パスタ。
ズッキーニとパプリカは細かく切られていて野菜の大きさにバリエーションを
持たせてる。なので、見た目もお洒落。
にんにくの香りが優しくて、こんなに美しくて美味しいアリオリは初めてだ。

d0020789_1214113.jpg
私はムール貝、アサリ、ハマグリがミックスされたトマトいっぱいのパスタ。
何と、貝類は超レア。新鮮な証でしょう。トマトソースが絶妙。
こういう料理人のワザを見ると本当に勉強になるなあ~泣きが入りそう。

しかも、お店の温かいパンにテーブルに置かれたオリーブオイルをつけると
すごく美味しい。バージンオイルが優しくて主張してないのだ。
(いつも如何に安いものを使ってるのかがよくわかる。笑)


オリジナルパン2種、野菜サラダ、選べるメインパスタ、グレフルジュース(私は)に
お店オリジナルのベークドチーズケーキ生クリーム添え。
そして、チーズケーキは甘みがほとんどなく仄かな生クリームの甘さでいただきます。
もう入らないくらい食べて、これでたったの1,050円。
しかも、ランチだからと言って次々出てこない。私達の食べる進行を見ながら
ゆっくり料理を出してくれます。これには驚きました。
別れたCさんにも食べさせたかった。

お礼を言って出ようとすると、お姉さんがドアを開けて、外まで見送ってくれました。
「またのお越しをお待ちしております。」

側だったら毎日来ますって。(笑

パスタの美味しさに感動して、破格の値段にも感動して、お店の応対にも感動して
おでん屋といい、このレストランといい、副産物だけど美味しい1泊2日の旅だったな。

寄り道をしたので慌てて電車を乗り継ぎ、新妻は遥か鹿児島へと。お疲れさま。
そして私も家に戻り早くから爆睡。で、5時前に目覚める年寄りと・・(笑
[PR]
by hal_84 | 2007-10-08 16:46

中島美嘉2007コンサートツアー@フェスティバルホール

さて、束の間のお休みもオーラスですね。

連休前に歯医者さんの予約があり、仕事が終わって6時前に
滑り込んだわけですが何と9時過ぎまでかかりました。
名医ですし、連休前ですし、って予約の意味が全然ない訳で。
びっくりだよ!(←やっくん風にご唱和)

d0020789_6225430.jpg長い待ち時間の楽しみに「NANA」があります。
あの人気コミックNANAなのですが、
これはまると面白いですね。
昔マンガ少女だった訳ですが、自らもマンガを描いて少女マンガ家を目指していました。(笑)
(我が家の子供らもみんなマンガを描きます。血脈の摩訶不思議・・笑)
そして、未だにコミックをよく買うのであります。

あまりの待ち時間の長さにとうとう10巻まで読み終えました。
NANAは17巻迄あります。読破する前に歯医者さん終わりそうです~残念。

と、前振り長いですが。

行ってきました!
NANAのコンサートに!

もとい、中島美嘉ちゃんのコンサートに!

こっちの方がびっくりだよ!(再びやっくんで・・・)
誘われて、ヤダヤダと言いながら、引きずられて行ってきたようなわけで。
でも彼女は好きなシンガーで、語るようなひたむきな歌声に
シンパシー感じる方も多いのではと思います。
3000人ほど収容できるフェスティバルホールの前から6番目のど真ん中。
しかし、このオバサン二人のツーショットは笑えんて。(笑)

幕が上がるといきなり総立ち。
(当たり前っちゃ当たり前のことなのにいきなり目がテンになる。)
どこでどう揃えたのかペンライトの光の洪水。
え~もしかしたらずーっと立ちっぱなし?
5曲目くらいで「座りたい・・」というと、「あかんあかん、見えんやん。」
こういう時はこの大観衆と同じ気持ちにならなければならない。
頭上高く手拍子してるうちに足までリズムとってるぞ。
何とか2時間凌げそうになってきた。

「少しお話がしたいので良かったら座ってください。」
ありがとう美嘉ちゃん。お言葉に甘えて・・
このストイックなハニカミの裸足の王女様はトークは得意ではないらしく
写真集の話をしただけで、「他にもう喋ることはないんですが・・・」(笑)

前のめりで独特のリズムをとる姿も彼女の不思議さを思わせ
華奢な身体から絞り出す歌声は圧巻でした。
まあオバサンふたりの存在も異星人のごとく不思議だった事でしょうが。

私はよく舞台を観にいきますが、最後のアンコールで
「アンコール!アンコール!」と言葉にだしていうのも初めて聞きました。
舞台でいうならスタンディングオベーションで拍手の嵐というとこでしょうが、
最初から総立ちですものね。

d0020789_6122720.jpg帰りにビール飲んで大阪ぼてぢゅうのモダン焼きをほうばりながら、「疲れた~疲れた~」と言ってると「あんた、ほんまに年寄りやな。」ですって。
つか、無謀にも中島美嘉のコンサートに行こうとする君は何者やねん。


大阪のおばちゃん当世コンサート見聞録でございました。
[PR]
by hal_84 | 2007-05-06 23:21

オレステス

d0020789_925993.jpg観てきました、「オレステス」大阪初日。
大阪「梅田芸術劇場」の会員にも関わらずチケットを
取り忘れ、それほどに脳内が混迷してた訳です。
休みの日にヤフオクに張り付き一発落札で入手したもの。人はパンのみで生きられぬという命題により、山積みの仕事を放り出し、そそくさと会社を後にして開演7時ジャストに滑り込みました。


藤原竜也、中嶋朋子、北村有起哉、香寿たつき、
吉田鋼太郎、瑳川哲朗さん
というキャスティング。

もう散々観てきた蜷川舞台だけれど、ギリシャ悲劇は初めて。
父を殺した母を藤原たっちゃん演じるオレステスがアポロンの命により殺してしまい、
そこから悲劇が始まり、そしてまた神アポロンの啓示で悲劇が終息するというもの。
先にこのギリシャ悲劇を知っていなければ少々至難の舞台である。

冒頭から滝のような雨が降り注ぐ。濡れながら中島さんの科白から舞台が始まる。
蜷川さん、こんなド派手な演出が好きだ。
藤原たっちゃんはフンドシいっちょみたいないでたちで濡れた舞台を這いずり回るものだから腕からの流血がとまらない。
血を流しながらびしょびしょ。まさに悲劇。
大きな特徴は、コロスと呼ばれる集団。一つの役を演じる俳優団のことで、台詞も全員で合わせて言い、ほとんど舞台上にいて、様々なシーンに絡んでくる。
コロスは、主人公たちと観客との間の媒介者として提示され、演劇に固有の二重の表現を持たせる。古今の様式にのっとっているようだ。
そしてオレステスにおいても、舞台上のコロスとしての「女たち」は重要な役割を果たしている。詳細は端折るけれど、相変わらず藤原たっちゃんは見事に舞台の人だったし、
初めて観た中島さんは小さな華奢な色の白い人で悲劇の主人公の姉に相応しい。
カミカミの台詞も多かったが健闘を称えよう。

難しい舞台なので観客の反応もいまいちか?二度目のカーテンコールでやっと8割方
スタンディングオベーションとなった。一度だけの観劇で語るには難しい舞台でもある。



この日若き友人が鹿児島からやってきていて一緒に観劇。
彼女は来月お嫁に行く。独身最後の遠征で、二人でのんびり芝居を観たり
お酒を飲んだりするのもこれが最後かもしれない。
思えば、彼女がまだウラ若き二十代で出会い、様々な恋を経て三十路も半ばで
結婚に至るまで遠い大阪の地で私は見守ってきた。
今年の春に理想の人と出会ったと聞いて、「昔のようにキャピキャピしてないとダメよ。」と
言うと、「キャピキャピしてます!」というお返事。
このキャピキャピが大事なんだ。いや、キャピキャピさせてくれるお相手が素晴しい。
ともあれ、すごく嬉しい。だけど、すごく寂しい。
私は娘たちが嫁に行かず、ずっと傍にいてくれたらと思う人間だ。それと同じ感じ。
でもそうは行かない。母は老い、子供たちは巣立ち。(笑)



d0020789_13233612.jpg舞台が終わってから二人で梅田界隈のお店でお酒を飲み、寄宿先のホテルのバーへ。
すでに12時回ってただろうか。
カクテルを飲みながらとり止めもなく話をしていたら何とさっき迄観ていた舞台の某俳優さんが同じ舞台の女優さんを伴って現れた。
チェッカーズのあの娘と○○○○○ル~♪という歌がHAL頭駆け巡る。(爆)

このホテルは劇場と同じ建物の中にあり、役者さんたちは皆ここに泊まっていると思われます。
明日はマチネから公演があり、こんな遅くまでバーなんぞにいて大丈夫かしら?といらぬ心配をしながらも耳ダンボの我々は神経がこのお二人に注がれる。芸能人というのは面白い。こんな真夜中に茶髪にサングラスかけてれば半ば芸能人であることを示しているようだ。(笑)
ラストオーダーも飲み干し、気になる二人を残して(?)、ホテルの部屋へと。


d0020789_13471888.jpg
朝目覚めると快晴の空に虹が出ていた。
ここは29階なので雲が間じかに迫っているよう。
いつも缶詰のようなホテルに泊まるので久しぶりの豪華ツインは心身共に休めた感じ。
彼女の行きたがっていたLoftやお気に入りのブランド店を歩き回って一日を過ごし
来月の晴れの舞台での再会を約束して大阪駅をあとにした。
幸福の花嫁は元気に鹿児島へ。
お疲れ母さんは再び飢えている家族とヤンチャ猫の待つ我が家へと。
[PR]
by hal_84 | 2006-10-08 14:50 | *エンタメ系(?)

映画 「DEATH NOTE」

d0020789_8545959.jpg












映画「デスノート」を観てきました。
↑よそから借りてきたけど、でかすぎ。著作権侵害になりそうだ。
デスノートファンである子供が早々に前売り券を買っていて、やっと皆の時間が
折り合っての鑑賞。何でも「ダヴィンチコード」を抜いたそうですよ。
原作コミックの人気、藤原たっちゃんの人気、色んな要素がハリウッド映画を制した
のでしょうね。若い子からそこそこの年配の方も来ていたんですが、一番目をひいた
のが、とある集団。若そうで若くない、おじさんぽいがホンマのおじさんではなさそうな
どうみてもある種のマニアックなものに冒されているとしか思えない風貌のお兄様方が
熱く「デスノート」を語っておられる。
そう、あのアキバ系の!・・・なっ、何か見れて得したようなっ♪ (お兄様方がをね・・

詳細は端折りますが、面白かったです。CGの死神は原作本と同じだった。
後編は11月までお預け。ヘビの生殺しみたいな・・・原作のほうも未だ連載中です。


さて、お昼はお寿司にしようと言うと、長女がモスに行かねば!という。
先般のマックに続き、まだ市場調査は続いているようで、「お寿司が食べたーい!」と
喚く母を引きずり、行きましたよ。何年かぶりのモスバーガー。
つか、君の市場調査は果たしてデザイナーとしての仕事に反映されるんやろか?
非常に疑わしい・・・

d0020789_9235446.jpg













こちらのお店も「緑モス」にリニュ。
某100円バリュー店とは一線を画しておりますな。
いくらモスとはいえ、バンズが嫌いな母はこれしか食べれない。
本日は「海鮮かきあげ(塩だれ)ライスバーガー」サラダセット。
うん、美味しい。でも、お腹にどーーんとくる。


その後、知人の勤める着物の展示会に行くため子供達とは別れ。
新しい店舗の1周年記念だとか。
作家の先生も来店されてて、デスノート話で盛り上がる。
盛り上がっちゃだめ。どんなステキなものがあっても今日は買わないと
決心してきたのだ。新作のステキなものが並ぶ。
できあがるまでの苦労談とか聞いてはだめ!
オダジョーのCMみたいになってきたよ・・ 「どうする!ワタシ?!」(笑)

d0020789_9394931.jpg










ああ、帯まで買っちゃった。この帯、ウラもステキ。
ウラはお持ちの大島にも合いますよと勧める方はぬかりない。
さすが商売だな~と思いながら、負けてしまったのは私。
しかし、浪花のおばちゃんはタダでは転ばん。
バッグに草履、小物セット、襦袢までサービスさせて。おほほ。
あとは仕立て上がりを待つだけですが、あ、これ主人には内密に・・



d0020789_951161.jpg













夕方、551蓬莱の豚まんのお土産が届きました。
蓬莱の肉だんご付きで。
昼にモスで、豚まんに、肉だんご。
こんなものを一日食べてたら、朝起きても胃の腫れがひどい。
思えば、今週はひどい食生活。明日からほんとに節制せねば。

d0020789_9571251.jpgおまけ。
猫キックで豚まん袋と
格闘するアイさん。
[PR]
by hal_84 | 2006-06-25 10:09 | *エンタメ系(?)

ライフ・イン・ザ・シアター

d0020789_0335167.jpgドラマシティで市村正親さんと藤原たっちゃんの二人芝居、
「ライフ・イン・ザ・シアター」を観てきました。
開演10分前にあたふた到着して、メガネ(老眼じゃないよ)も
オペラグラスも忘れたことに気づき呆然。(笑)
市村さんの舞台は、ハムレット(篠原涼子ちゃんと共演の)、
一昨年の勝村さんとの二人芝居より三度目の観劇です。

舞台に生きる二人の俳優が劇場で交わす会話を26シーンもの
場面展開によるオムニバスで描き、生き様や心の葛藤が、実際の二人のこの名優によって繰り広げられるというもの。
演出はイギリス人のポールミラーさん。今まで観た市村さんは恐ろしいほどテンポの早い
台詞回しでピカイチのカツゼツだし、藤原たっちゃんは多くの蜷川舞台で修羅場をくぐって
きた人で、類稀な才能と努力の人でもあります。
が、今回はちいと今まで観て来たお二人の舞台とは塩梅が違ってましたね。

詳細は端折りますが、どうもお客さん納得してない模様。
アンコールの拍手はするもののスタンディングオベーション一切なし。妙に静か。
舞台の内容がいいか悪いかは別として観客にインパクトを残さなかったのでしょうか?
役者に惚れて観にきてる側としては、どうしたものやら。(笑)
私的にはすごく良かったんですよ。明日も立ち見したいな位の勢いだったんです。
三度目のアンコールでお二人が出てこられたとき、えいっ!と、一人観客席から立ち上り
拍手をおくりました。いい舞台だったことを伝えたかった私ができる唯一の賛辞。
連れの二人もならってスタオベ。けど、連れの二人も合点がいってない模様であります。
なんだか不燃した思いの初日でございました。繊細ないい芝居なのになあ。


う~~酒でも飲むか!と、連れの行きつけの梅田の某店に入りますが、私食べる物が
ございません。連れが春雨のパリパリサラダを注文してくれるものの、口に合わない。
何をとってくれても食べる気がおきない。豆腐サラダを自分のためにとって、それを肴に
ビール飲むも、このビールが甘い。辛口日本酒を頼むものの砂糖酒のように感じる。
タンタカタンも甘い!くそっ~~芋でいくか?と、ちょっとはマシ。
兎に角、わかんないけど、酒という酒が甘すぎて仕方ない。家の辛口だって最近は甘い。
甘いのがめっぽう苦手なので、酒量があがらない。(ええことやん。)

ああ、私の身体やら味覚は何がどうなってしまったのか?一体何の予兆なのでしょうか?
[PR]
by hal_84 | 2006-05-03 02:12 | *エンタメ系(?)

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」with宴

d0020789_9582350.jpgあまりの忙しさに、この老体は毎夜お布団に倒れこんでおります。覗いてくださってる皆様ごめんなさい。

昨夜はYちゃんがチケットをとってくれてた「リトルショップ・オブ・ホラーズ」に仕事場から猛ダッシュで駆け込みました。オフブロードウエイから始まったミュージカルなのですが、山本耕司くんが出るというので少々期待して参った訣ですが、やはりミュージカルでございましたよ。(笑)

マンガのような荒唐無稽なホンで、これもブロードウエイの役者さんが演ったら、さぞかし面白かったろうというのが偽らざる感想でございます。何が面白かったかというと、オードリー2という名前の怪植物の声が和田アキ子さんで仕立てられているのです。
和田さんは声のみの出演で、台詞や歌がおそろしく和田的(演歌的ともいう)インパクトを以って、他の出演者を食ってしまっているのです。(笑)

山本くんは非常に顔の小さい色の白い方で、新撰組でもお馴染みですが、演技もうまい、歌も歌える、男気もある、頭の回転もいい、ほぼ完璧な役者さんですねえ・・
オードリーを演じる上原多香子ちゃんは非常に華奢な、金髪ヅラが映えるお人形さんのようでありました。歌唱力はスピード時代と変っておりません。(笑)

3度ほどアンコールで役者さんが出てこられましたが、スタンディングオベーションなし。
それが観た人の感想なのでしょうが、役者さんの健闘を称えてスタベするべきだったと後でひとり思いました。ミュージカルというのは、どうも日本で根付きにくい感があります。


d0020789_10333438.jpg普通、いいものを観たら、その話で盛り上がるものですが、いかんせん、先ずは腹ごしらえに突入した我ら3人組みでございます。(笑)
京橋駅というのは違う意味でのアダルト系お店が乱立してるのですが、ようやっと見つけた割烹屋さん。人気店なのでしょう、遅い時間にもかかわらず人、人、人。ずずっと奥の座敷に通されて宴と相成りました。


d0020789_10401724.jpgお魚がメインのお店なので、お刺身も美味しい。中でも明石のタコがいい茹で加減で、ひざびさに旨いタコを食べたという感じです。
アワビも注文したのですが、身はコリコリと美味しいのだけど、キモは湯引きしてあり、これが生臭くてだめだ。なにゆえに湯引き?鮮度の問題かな?



d0020789_10462194.jpg先ずは生ビールで祝杯をあげ、次に私は宮城の
「一ノ蔵」を四合ほど飲みました。
が、実は前日から風邪に見舞われ、風邪薬を飲んでたものだから、これがまわる、まわる。(笑)
トリッキーおばさんにならないうちに終電で帰ってきました。



d0020789_10552836.jpgおまけの画像。
ビジネス街にも申し訳程度にクリスマスイルミネーションが仕立てられ、今年は青色が流行なのでしょうね。手ブレ著しいのは何をか云わんや。(笑)

さて、本日、午後から出勤でございます。しかもクリスマスイブも仕事でございます。まあ、クリスマスイブだからって、何のイベントがあるわけではないですが・・(笑) では行ってきまーーす。
[PR]
by hal_84 | 2005-12-17 11:22 | *エンタメ系(?)