胡麻出しうどん。
夜も更けて、さあマロをゲージに入れようとすると姿がないそうです。
主人が誰よりも真っ先に寝る私の横に黒い物体を発見。
一緒に寝ていたんですね~
「マロ!お母さんに潰されるぞ!」 一言余計やん。
マロはアイのご飯を食べたくてしょうがない。
仕方ないので同じキャットフードにしたのに、アイをバシバシ叩いて
アイからご飯を奪おうとします。
アイはご飯を中断してマロに譲ります。
どんだけ大人になってんアイ!またもや株を上げるアイでありました。
同じご飯がふたつ並んでるのに面白いですね。
珍しくトビウオが売られていて、とても安かったので沢山買いました。
この日は開いて塩焼きでいただきました。
トビウオと言えばアゴダシですよね。福岡が発祥かな?
いい出汁でるよねなんて言ってたらふと思いつきました。
私の故郷の大分県佐伯には「胡麻出しうどん」なるものがあります。
かまぼこの原料によく使われるエソという魚なんかを身をほぐして
胡麻出しを作るというもの。
エソという魚はそのまま食卓に上がることは先ずないですね。
小骨が多いので加工されることがほとんどです。
エソじゃなくても美味しい胡麻出しは作れます。
煮干で作る人もいたりします。
先ずトビウオを塩をせずに白焼きにして身だけをほぐします。
小骨が入らないように気をつけて。
擂り鉢でしっかり擂ったらゴマを加えます。
これも擂り合わせていきます。
たっぷり入れるほうがより美味しくなります。
次にお味噌を加えて擂り合わせていきます。
この日はフンドーキン(大分県臼杵)のお味噌を使いましたが
お家にあるものでいいと思います。
醤油、みりんを加えて味を整えます。
胡麻出しの完成。
各家庭で味は異なるんですよ。
使ったお魚やお味噌の種類、調味料の配合で家の味になります。
食べ方はいたってシンプルで、熱い昆布だしに茹でたうどんを入れ
このゴマ味噌を載せます。味付けはゴマ味噌のみ。
(実際には昆布だしではなくただのお湯かも。)
ゴマ味噌の山を崩していただきます。
この時点でもう少し味が欲しかったら胡麻出しを足してやります。
八割がたが魚のすり身なので濃厚なお出汁になります。
ブログでは伝わりにくいですが、この美味しさは病みつきになります。
自分的には郷土の一押し!(笑
何もない時もお椀にお湯を注いで胡麻出しを入れるだけでスープに。
ほうれん草なんかの葉物もお湯でのばした胡麻出しで和えると美味。
どのくらい日持ちするのかは定かではないんですが、
沢山作ったときは間にレンジで加熱しておくといいかもしれませんね。
面倒だったらフードプロセッサーを使ってもいいですね。
今日の塩ゴーヤアレンジ編。
軽く塩をしておけば、冷蔵庫でかなり持ちますね。
塩も薄いのでシャキ感は健在です。
薄揚げ(この日は薄くないぼってり揚げ)を両面軽く焼きます。
豆板醤、ナンプラー、酒、砂糖少々をレンジで加熱。
30秒~1分くらいでいいと思います。
焼いた薄揚げをゴーヤスライスと同じくらいに切り揃え
水分を絞ったゴーヤと合わせて豆板醤ソースで和えるだけ。
さて、あと塩ゴーヤで何ができるかな?